「PCをロックした。解除には金が必要」身代金型ウイルスにご用心
産経新聞 11月5日(火)7時55分配信
ウイルス対策ソフト「ウイルスバスター」を手掛けるトレンド社によると、新種のウイルスは主にパソコンの起動直後に発生。突然画面がフリーズし、作動しなくなる。その後、海外の政府組織を装った「違法な行為をしたのでパソコンをロックした。解除するには金が必要」という内容の英語メッセージと、電子マネーでの支払い方法が表示される。電源を落として再起動しても、停止したままで同じメッセージが表示され続けるという。これまで海外では感染報告があったが、日本ではほとんどなかった。
ところが今年5月以降、日本でも国内の個人のパソコンユーザーの感染が急増。5~9月に160件以上の被害報告がトレンド社に寄せられたという。報告によると、米国政府組織「国土安全保障省」などを名乗るケースが多く、要求額は主に300ドル(約3万円)で、手口から同一の海外犯罪グループが関与している可能性がある。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131105-00000070-san-soci