大量エラーを見せつけ不安をあおって購入誘導させるソフト

この手の製品はありますが、Windowsパソコン向けの「PC最適化ソフト」「PC高速化ソフト」「レジストリクリーナー」などとして公開されてる下の海外製ソフトたちに注意してください。

Googleの広告を掲載してる一般サイトやブログ、Yahoo! JAPANなどの検索エンジンにバナー広告や広告リンクが大量に出稿されてます。また、海外製フリーソフトのインストーラに引っ付いていて、同時インストールを拒否しなかったことが原因で勝手にインストールとなるパターンも確認されてます。

無料スキャン ⇒ 必ず大量エラー ⇒ 不安・動揺・パニック ⇒ 解決したければ今すぐ購入を…

《レジストリクリーナー・パソコン高速化ソフト系》

  • ARO Advanced Registry Optimizerアメリカ Sammsoft, Support.com)
  • AVS Registry Cleanerイギリス Online Media Technologies)
  • Optimizer Proアメリカ Subeo Tech, PC Utilities Pro)
  • PC Cleanerカナダ PC HelpSoft Labs, アメリカ Smart PC Solutions)
  • PC Performer / PCパフォーマーアメリカ PerformerSoft) ★アンインストール削除↓
  • PC Power Speed / PC Fix Speedアメリカ Xacti, Crawler) ★アンインストール削除↓
  • PC SpeedScan Pro / PCスピードスキャンプロアメリカ Ascentive) ★アンインストール削除↓
  • PC Speed Masterアメリカ ACC Ventures)
  • PC Speed Maximizerフランス Avanquest Software)
  • PC Speed Upチェコ Optimal Software, イギリス Speedchecker Limited)
  • RegClean Pro / レジクリーン プロインド Systweak) ★アンインストール削除↓
  • RegCure Proカナダ ParetoLogic)
  • RegistryBooster / レジストリブースターマルタ Uniblue/ユニブルー) ★アンインストール削除↓
  • Registry Mechanic / レジストリ メカニックオーストラリア PC Tools) ★アンインストール削除↓
  • Registry Reviver / レジストリ リバイバーアメリカ ReviverSoft) ★アンインストール削除↓
  • Registry Winner / レジストリウィナー / レジストリ勝者中国 AlikeT Software) ★アンインストール削除↓
  • SLOW-PCfighterデンマーク SPAMfighter)
  • Smart PC Cleanerフランス Avanquest Software)
  • SpeedMaxPcカナダ MaxTuneup , Nubrand Software)
  • SpeedUpMyPCマルタ Uniblue/ユニブルー) ★アンインストール削除↓
  • SweetPcFixアメリカ SweetPacks, SweetIM Technologies)
  • WinMaximizer / ウィンマキシマイザーアメリカ Celeritas Software, Solvusoft) ★アンインストール削除↓
  • WinSweeperアメリカ Celeritas Software, Solvusoft)
  • WiseFixer中国 LongzeXiangsu New Technology, LionSea Software, FoxTh Software)
  • MacKeeperアメリカ ZeoBIT) for Mac OS X
  • TuneupMyMacインド Systweak) for Mac OS X

《ドライバ更新チェックソフト系》

  • Advanced Driver Updaterインド Systweak)
  • DriverCureカナダ ParetoLogic)
  • DriverDocアメリカ Celeritas Software, Solvusoft)
  • Driver Reviverアメリカ ReviverSoft)
  • DriverScannerマルタ Uniblue/ユニブルー) ★アンインストール削除↓
  • DriverTuner中国 LongzeXiangsu New Technology, LionSea Software, FoxTh Software)

《その他》

  • Advanced System Protectorインド Systweak) ★アンインストール削除↓
  • Backup Duty Liteアメリカ BackUpDuty) ★アンインストール削除↓
  • FileCureカナダ ParetoLogic)

<!-- (有償製品宣伝用ソフト)

  • Kaspersky Security Scan (ロシア Kaspersky)
  • McAfee Security Scan Plus (アメリカ McAfee)
  • Norton Security Scan (アメリカ Norton)
  • トレンドマイクロ オンラインスキャン (アメリカ Trend Micro)
-->

これらのソフトはスキャンやチェックといった処理までは無料なものの、いざ見つけ出した「脅威」「エラー」「警告」なるものをすべて解決したければ『今すぐ有償版を買って対処してネ♪』(実質的に有償ソフト)となる販売手法をとってます。

ウイルスというわけではないので、このような対策ソフトたちは特に何も警告してはくれません。

勝手にスキャンが始まり大量エラー警告!!!

実際にこれらをインストールしてみると、初回では『○百件』とか『○千件』とかいうトンでもない量の「脅威」「エラー」「警告」なるものが必ず提示されます。無料状態のままだと、この中のホンの一部、あるいはまったく対処してくれないとなり、どうやったって買わないといけないような雰囲気に持ってかれます。

特に「脅威」「エラー」「警告」の数を強調して不安を煽ってくるので、あまりの多さを目の当たりにした人はこのままだとパソコンがおかしくなるのではないかと動揺し冷静な判断ができなくなって、財布の紐を緩めてしまう流れになります。

点検商法
点検商法(てんけんしょうほう)とは、「点検」と称して訪問し、点検作業を行い、虚偽報告又は不安をあおることにより、
商品購入や役務提供契約を勧め、過分な改善、劣悪あるいは異常に高価な商品や役務を行う悪徳商法。また、点検の結果、
機器の故障や劣化などがあったとして危険性を強調し、機器の交換など勧めることが多く、こうしたものは「危険商法」という
ことがある。 ≪Wikipedia より≫

[相談事例] 無料だと思い、パソコンの処理速度を向上するソフトをインストールしてみた
何気なくウェブサイトを見ていた時に、「パソコンの処理速度を向上。まずは無料ソフトでエラーチェックを。」といった広告を
見つけた。特に警戒もせずにクリックして先に進み、ソフトをインストールして実行したところ、たちまち大量のエラーが検出され、
修復するためには有料版ソフトの購入が必要だと警告してきた。(~以下略~) ≪情報処理推進機構 2011年8月 より≫

エラー表示などでパソコンソフトを購入させる手口に注意
全国の消費生活センターには、「パソコンを操作しているうちにエラー表示などが現れ、エラーを解消するためにはソフトを
ダウンロードする必要があると表示されたので、ソフトをダウンロードした」という相談が寄せられている。
パソコンに表示されるエラー表示は、本当にそのパソコンの状況を知らせるものとは限らず、消費者を不安にさせ、
必ずしも購入する必要のないソフトの代金を支払わせる手口の可能性もある。 ≪国民生活センター 2012年8月 より≫

パソコン起動時にチェック作業が始まって逆に邪魔?
余計なソフトが常駐し続けるので、パソコンは動作パフォーマンスはむしろ落ちる場合もあります。

また、初期設定だとパソコンの起動時にスキャンする処理が始まったり、スケジュールで定期的にスキャンする処理が突然始まったりするので、これが次第に邪魔でウザく感じるようになりアンインストールしたくなります。

アンインストール削除が困難!?
これらのソフトは、自分自身がレジストリなどをかなりいじってパソコンにきっちり常駐します。

 

アンストール(削除)したくても、レジストリにゴミを残す、常駐してエラーが出て削除すらできない場合もあるトンチンカンなソフトも確認されてます。

マイクロソフト認定!? マイクロソフト推奨!? マイクロソフト製品!?

これらのソフトのダウンロードページには、『Microsoft Partner』のロゴを目立つように貼り付けてあることが多いです。

初心者騙しに効果絶大! Microsoft Partner Gold ISV のロゴマークの異様なまでの利用は不安を煽る詐欺まがいなパソコン高速化ソフトで定番デス
目に入りやすいダウンロードボタンの近くにロゴマークをわざと置いてバッチリ!

このロゴマークは初心者騙しにかなり効果があるようで、困ったことに『あの天下のマイクロソフトだから良いものである』と勝手に勘違いするユーザーがいます。これらのソフトに対してマイクロソフトは何のお墨付きも与えてません。

  • × マイクロソフトが認めた推奨ソフトである
  • × マイクロソフトが開発したソフトである

☆ マイクロソフトパートナーネットワーク年会費
・Silver コンピテンシー年会費: 25 万円 (税別)
・Gold コンピテンシー年会費: 40 万円 (税別) ←

対応環境がWindows XP/Vista/7/8であることを示してるだけのロゴマーク


これを見てマイクロソフト製と勘違いするユーザーが・・・ orz

セキュリティ診断されたドメインであることを示してるだけのロゴマーク


これを見てセキュリティ会社マカフィーの製・・・ 勘違いもええ加減にせぇっ!(笑

サポート期間は1年間、クレジットカードから更新料名目で自動引き落しも!

これらのソフトのダウンロードページやソフト本体は日本語表記が多いですが、開発元はぜんぶ海外です。中には会社としての実体があるのかサッパリ不明なところもあります。

日本語が通じない恐れすらある、見ず知らずの海外の会社との取引は注意が必要です。

あと、これらのソフトのサポート期間は1年となってるものがほとんどで、クレジットカード決済の場合だと更新料名目で自動引き落としが年単位で行われる場合があります。後に解約したくてもどうすればいいかサッパリ分からず、Yahoo!知恵袋やOKWaveなどの質問サイトに悲鳴をあげて駆け込んでるユーザーをよく見かけます。

  1. 《この手のソフトの典型的な転落パターン例》
  2. あまりの大量警告エラーに驚いて慌ててクレジットカードで決済し購入してしまう
  3. パソコン起動時や定期的に行われるレジストリスキャンの処理が激しくウザくてパソコンから削除
  4. すっかり忘れた1年後にカードの明細を見てビックリ仰天! 自動更新の名目で課金されてることが判明
  5. いったいどうすればいいのかさっぱりわからず質問サイトに半泣きで駆け込む
  6. 何とか解約するものの、無駄な支払いは授業代と自分を無理に納得させて涙を飲む

参考 http://www.geocities.co.jp/Playtown-Yoyo/6130/notes/fraud-software.htm

 




SLOW-PCfighter【詐欺ソフト系】

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  • PC の買い替えはまだ必要ありません
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  • SLOW-PCfighter の動作は高速、かつ使い方は非常に簡単です。



Microsoft Security Essentialsをバージョンアップしてから,「お使いのWindowsが正規品として確認される必要があります。」の警告

Microsoft Security Essentialsをバージョンアップしてから,「お使いのWindowsが正規品として確認される必要があります。」の警告が表示される。

 

US の Answers 内で紹介

<操作手順>
1. コンピューターに管理者としてログオンします。
2. スタートボタン→[マイコンピュータ]とします。
3. [ツール]-[フォルダオプション]をクリックします。
4. フォルダオプションの画面が表示されるので[表示]タブをクリックします。
5. 「ファイルおよびフォルダ」内の「すべてのファイルとフォルダを表示する」をONにします。
6. 「登録されている拡張子は表示しない」をOFFにして、フォルダーオプションの画面を[OK]します。
7. スタートボタン右クリックで[エクスプローラ]をクリックして、以下のパスにある「data.dat」というファイルを見つけます。
C:\Documents and Settings\All Users\Application Data\Windows Genuine Advantage\data\data.dat
8. data.dat ファイルがあったら、右クリック[プロパティ]とします。
9. 「data.datのプロパティ」画面が開きますので[セキュリティ]タブをクリックします。
※セキュリティタブがなかった場合は、12以下の手順を確認します。
10. [詳細設定]をクリックします。
11. [アクセス許可]タブの画面に、「Everyone」があるかを確認してください。
あった場合は、「Everyone」を選択して[編集]をクリックし、「フルコントロール」をONにしてください。
なかった場合は、[追加]をクリックしてオブジェクト名の欄に「Everyone」と入力し、[Enter]します。Everyoneのアクセス許可の画面が表示されるので、「フルコントロール」をONにして[OK]します。
12. 画面を[OK]で閉じてください。

※セキュリティタブがなかった場合
1. スタートボタン→[マイコンピュータ]とします。
2. [ツール]-[フォルダオプション]をクリックします。
3. フォルダオプションの画面が表示されるので[表示]タブをクリックします。
4. 「簡易ファイルの共有を使用する」をOFFにします。
5. [OK]します。